9月から大分県内でも実施される日米共同訓練について、県や関係自治体が情報開示と安全管理の徹底を九州防衛局に要請しました。

25日、尾野賢治副知事が福岡市の九州防衛局を訪れ、由布市、九重町、玖珠町、宇佐市と連名で伊藤和己局長に対し、訓練に関する適切な情報開示と安全管理の徹底を求めました。

日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」は、9月11日から25日まで、県内の日出生台演習場と十文字原演習場で行われます。過去最大規模となる約1万4200人が参加し、オスプレイによる輸送や実弾射撃が予定されています。

(尾野賢治副知事)「まずは事故なく安全にやってもらいたい。情報開示の徹底や航空機の飛行については住民の生活環境への配慮をお願いしたい」

九州防衛局は「要請内容は防衛省と陸上自衛隊、米軍へ確実に伝える」と回答したということです。