プロ野球で大分県出身の若手ピッチャーが大活躍。オリックス・バファローズの川瀬が待望のプロ初勝利。カープ2年目の常廣も今季初勝利をあげました。
3位オリックスと、4位楽天の直接対決となった23日の試合。オリックスの5年目、大分商業高校出身の川瀬堅斗が、1点リードの4回から2番手で登板しました。育成から支配下に昇格し、今年は開幕一軍入り。中継ぎを主戦場に昨シーズンの8試合を大きく上回る20試合目の登板です。
6回裏には楽天の主力選手を3人で抑えると、3イニングのロングリリーフを1安打無失点、プロ通算28試合目でうれしい初勝利を手にしました。
川瀬堅斗「点差は気にせず一人ひとり抑えていこうと思いながら投げていきました。うれしいです」

一方、24日は、広島カープで大分舞鶴高校出身の2年目・常廣羽也斗が今シーズン初先発。初回に中日のブライトにツーベースを許しますが、続く4番。細川をライトフライに打ち取り無失点とします。
2回裏には140キロ台のストレートとフォークを交えて圧巻の3者連続三振。5回まで2安打無失点で中日打線を寄せ付けません。
5ー0で迎えた6回表、エラーとデッドボールで1アウト1、2塁のピンチを招くと3番・ブライトに3ランホームランを浴びます。ここで交代となりますが、チームは5ー4で勝利。常廣は今シーズン初勝利をつかみました。
常廣「ピッチング自体は良いボールも悪いボールもあって反省点もあるんですけど、チームが勝ってよかったなと思います。しっかり与えられたチャンスをものにできるようにこれからもしっかり投げていきます」














