“にぎわい作り”に64億円
(伊賀市 観光振興課・辻本康文係長)
「今回オープンする忍者体験施設と線路を挟んだ北側にある、旧庁舎の2つの施設をリノベーションして20年間運営する。そういう全ての事業を民間にやってもらう設計」
市は空き家となっていた旧上野市庁舎の中をリノベーションし、観光協会が運営する土産ショップや、民間のホテルが先にことし7月に開業。
実はこのプロジェクトはPFI方式と言い、建物内施設の設計・施工・運営に至るまで全て民間企業に委ねられています。土地・建物を所有する伊賀市は市全体のにぎわいを生み出すためほかの事業も含め、これから20年間で64億円を使って注力する方針です。
旧庁舎内には、来年4月に市の図書館も新たにオープンさせる予定です。


伊賀市の忍者博物館でも忍者ショーや手裏剣体験は以前から人気で、去年は年間約11万5000人が来場。新たな忍者体験施設とのすみ分けはどう考えているのでしょうか?