山形大学医学部で、きょう「スチューデントナース」の認定式が行われ、医療現場での実習を前に看護学生たちが決意を新たにしました。

「スチューデントナース」は、看護を学ぶ学生が医療現場での実習に参加する制度で、山形大学では全国にさきがけて2010年度から行われています。



大学からのお墨付きを与えることで学生と指導にあたる教員や看護師双方の自覚と意識を高めることが狙いの一つです。

今年は、看護学科の3年生64人が試験に合格し、医学部の永瀬智医学部長から認定証が手渡されました。


山形大学医学部 看護学科3年 塚田心菜さん「認定を受けてうれしいのと、これから臨床実習ということで少し緊張している。患者さんひとりひとりの生き方を常に考えてその人らしい生活を支えられる看護師になりたい」



スチューデントナースの認定を受けた看護学生は、来月から3か月間、山大附属病院をはじめ市内の病院やリハビリ施設で実習を行うということです。