宮下知事は8月19日からの大雨で土砂崩れが発生した青森県十和田市の奥入瀬渓流沿いにある国道102号を視察し、安全が確保されたと判断して通行止めを解除しました。

宮下知事と十和田市の櫻田市長は23日午前、8月19日からの大雨で土砂崩れが発生し、通行止めとなっていた奥入瀬渓流沿いの国道102号を視察しました。

県によりますと、国道102号では土砂が一時、道路標識の高さまで堆積していましたが、復旧作業が進み、視察でも安全が確認できたとして子ノ口から惣辺までの約10kmの通行止めが正午に解除されました。

これにより、十和田湖周辺で国道の通行止めはすべて解除されました。

宮下宗一郎 知事
「局地的にかなり大量の雨が降っただろうなという現場の状況だった 濁流はいずれ自然に回復するにしても、遊歩道は早急に復旧するということが大切だと改めて思った」

十和田湖周辺の国道で通行止めが解除された一方、奥入瀬渓流沿いの遊歩道が水位の上昇や土砂崩れによって約14kmのうち9kmが通行できなくなっていて、宮下知事は復旧作業を急ぐとしています。