能登半島地震で被災した女性が23日、富山県射水市の企業が開いた講話会で被災時の体験談を語りました。

射水市のアルミ加工メーカー、アルミファクトリーに招かれたのは富山市に住む増井かおりさんです。

増井さんは去年1月の能登半島地震の際に、夫の実家がある石川県輪島市で1人で買い物をしていて被災しました。

増井さんは地震後、家族と3時間ほど連絡が取れず、家族が亡くなったのではないかと不安だったこと、輪島市役所に用意された避難所は狭く環境が良くなかったと話しました。

アルミファクトリーはこうした体験談を避難所の環境を良くするための商品開発に役立てたいとしています。