幕末に重要な役割を果たした勝海舟の書をもとにした「のぼりばた」が郡山市で見つかり23日に披露されました。
6月に郡山市の旧家で見つかった縦13.5メートル、横2.6メートルに及ぶのぼりばた、明治9年に作られたもので「安積國造(あさかくにつこ)神社」の文字は勝海舟に依頼した書を拡大して模写したとされています。のぼりばたは当時、神社の祭りなどで使われ、偉人の書を掲げ町を盛り上げたということです。
きょうは「のぼりばた」が披露され町内会の関係者が確認していました。
郡山市本町第一町会 菊池威男さん
「虫食いもなくきれいな状態で残っているので、できるだけきれいな形で、
また次につないでいけるようにしたいなと思います」
この「のぼりばた」は郡山市内の博物館に収蔵を依頼する予定です。