青森県横浜町で収穫されたジャガイモだけを使った「ポテトチップス」が完成しました。ジャガイモの美味しさをいかした、昆布だしをきかせた塩味で仕上げています。

販売が始まったのは、大手菓子メーカーのカルビーが開発した「ポテトチップス だししお味」です。

十和田おいらせ農協は、40年以上前からジャガイモを契約栽培していて、現在は22人であわせて100ヘクタール以上にのぼります。

22日は十和田市でカルビーや農協関係者がくす玉割りをしたあと、来場者にサンプルを手渡しました。

カルビーと十和田おいらせ農協などが共同で商品を開発するのはこれが3回目で、今回はジャガイモのおいしさをいかすために比較的薄めの味、昆布だしをきかせた塩味で仕上げたということです。

十和田おいらせ農協 畠山一男 組合長
「2枚3枚、食べても食べてもサクサク感。そして薄味だから次々手が出る。やめられない。社長じゃないけれども、やめられないとまらない、かっぱえびせんということ」

カルビー 江原信 社長
「昨今の気候変動の影響も農作物に多くでている。その点でも、青森の立地はますます重要性が高くなってくると思います」

このポテトチップスは、十和田市の「ファーマーズマーケット かだぁ~れ」で、22日から先行販売され、25日からは東北6県限定で販売されます。