今年の夏、福島県いわき市の海水浴場を訪れた人は、およそ3万8000人と、去年よりは若干増えたものの、猛暑や津波警報などの影響でおととしの6割ほどにとどまりました。

いわき市では今年、4か所の海水浴場で海開きが行われ、8月17日までの30日間、海水浴客で賑わいました。しかし、期間中に訪れた人は3万8209人で、去年よりは若干増えたものの、おととしの6割ほどにとどまりました。

その要因について、いわき市では、期間中に熱中症警戒アラートが5回発表されたことによる外出自粛や、津波警報が発表されたこと、台風の接近で高波が発生したことなどが影響したと見ています。

いわき市では、震災前には9か所の海水浴場が開かれ、およそ80万人が訪れていました。