7月の参院選で自民党の公認候補が落選したことを受けて、自民党富山県連が20日開いた地域支部の役員と意見交換会で「県全域で自民党がけじめをつけられない、ものを決められない党になっているとの誤解を受けているのではないか」と厳しい意見が出ました。参院選富山選挙区では、衆議院富山1区の田畑裕明議員の不適切な党員登録問題が、自民党離れにつながったとする声が一部の議員からあがっています。
参院選での惨敗を受けて、自民党県連が20日から開いた地域支部との意見交換会。21日は富山市をはじめ県東部の地域支部と意見を交わしました。

非公開での会合のあと、県連幹部が意見交換を終えての対応について次のように述べました。
自民党県連 宮本光明幹事長
「特に大票田であるこの富山市の体制を今後どうしていくのかということが、富山県全体の選挙の大きな行方を左右すると認識しておりますので、皆さんと忌憚のない意見交換をしながら今後にどう結び付けていくかが課題だ」

7月の参院選では、自民党公認候補の堂故茂氏が国民民主党の新人・庭田幸恵氏に敗れました。

富山市では、衆議院富山1区の田畑裕明議員の不適切な党員登録問題が、自民党離れにつながったとする声が一部の議員からあがっていました。
