「ハッピーセット」購入者へのポケモンカード配布をめぐり、転売を目的とした大量購入や食品廃棄があった問題で、消費者庁が日本マクドナルドに対し、販売方法の改善を要望したことを明らかにしました。

今月9日から期間限定で実施された「ハッピーセット」のポケモンカード配布キャンペーンをめぐっては、転売目的の大量購入や食品廃棄などが問題となっていました。

これを受け、消費者庁がきのう、日本マクドナルドに対し、食品ロスにつながらないような販売方法の改善や再発防止策を講じるよう要望しました。

今回の騒動を受け、日本マクドナルドはお詫びに加え、対策として、▼購入数を厳格化することや、▼制限を超える大量購入を試みたり、繰り返し並んだりする客の購入を断ることなどを発表していましたが、消費者庁によりますと、「今後はキャンペーンの実施内容についても、よく検討したい」と説明したということです。

消費者庁は「引き続き、食品関連事業者と連携して、食品ロスの削減を行っていきたい」とコメントしています。