国や佐川氏を相手に提訴『赤木ファイル』で明らかになった”局長の指示“
財務省が公表した調査報告書では、当時の佐川宣寿理財局長が、決裁文書を「外に出すべきではない」と反応し、近畿財務局に改ざんを指示したとされています。しかし、誰がどんな言葉で指示・実行させたのかは明らかになっていませんでした。
「夫はなぜ自ら命を絶たなければならなかったのか」雅子さんは国と佐川元理財局長を相手取り、損害賠償を求めて2020年3月に訴えを起こしました。

「局長からの指示により調書につきましては、現在までの国会答弁を踏まえた上で作成するよう直接指示がありましたので、改めて、調書を修正後、局長説明を行う予定です」

「既に意思決定した調書を修正することに疑問が残る」
(赤木雅子さん 2022年11月)
「夫がどんな仕事してたかっていうのはなかなか知ることができなかったんですけど、財務省本省の人たちに向かって『こんなことするべきじゃない』というメールを出してたことを知り、夫は頑張っていたんだなと感じました。また、そんな苦しんでたんだなというのを知ることができたので(ファイルが開示されて)良かったと思っています」














