青森県米穀集荷協同組合は、コメを出荷した農家に仮払いする概算金を決めました。一等米60kgで「まっしぐら」と「はれわたり」は2万6000円、「青天の霹靂」は3万円いずれも過去最高となりました。
県米穀集荷協同組合は20日、青森市で役員会を開き、今年産米の概算金を決めました。
「まっしぐら」と「はれわたり」は、一等米60kgあたり2万6000円、「青天の霹靂」は3万円で、いずれの品種でも過去最高となりました。
この金額はコメの集荷競争が激しかった去年産で、県外の民間業者が提示した値段を踏まえ、設定したということです。
県米穀集荷協同組合は概算金が高値になった影響で、小売価格も上昇する可能性があるとしています。
県米穀集荷協同組合 齋藤猛 専務理事
「(新米は)4000円以下にはならない。4500円くらいまでは考えていただかないと」
県米穀集荷協同組合の概算金は、19日に発表されたJA全農あおもりの目安額と同額になっています。