知的障害のある特別支援学校の生徒が職場体験です。

職場体験は特別支援学校の高等部の生徒に、社会や仕事に対する理解を深めてもらい、障害者の雇用を推進しようと、富山県が2006年から実施しているものです。

ことしは県内2校13人が、県庁や県立図書館で職場体験を行います。

参加した富山大学教育学部附属特別支援学校の竹歳悠さんは、真剣な表情で封筒にハンコを押したり、新聞記事を切り抜いたりする事務作業に取り組んでいました。

富山大学教育学部附属特別支援学校 竹歳悠さん
「学校とは違って少し難しかったけど、丁寧に貼ることを頑張りました」

去年6月時点の、県内の民間企業の障害者雇用率は2.36%と過去最高となりましたが、法定雇用率の2.5%には達していません。