記録的な大雨の影響で、土砂災害の被害が拡大する恐れがあるとして熊本市北区の6世帯へ発令された避難指示が継続しています。

熊本市北区清水万石1丁目の住宅地では、8月10日から11日にかけて降った大雨で裏山が崩れ、今でも雨が降ればさらなる土砂崩れの恐れがあるとして、おととい（18日）、避難指示が発令されました。

記者「大雨の被害から10日が経った今も裏山については対応の見通しが立っていないということです」

熊本市によりますと、崩れた斜面は民有地で行政による土砂の撤去がすぐには行えない状況にあります。

親族の家に避難している住人は…。

避難している住人「住めるような状態ではありません。
――土砂の撤去の見通しは？
避難している住人「まだわかりせん」

復旧の見通しが立たず、長引く避難生活に住民の不安も広がっています。