
人気再燃「カンケンリュック」
令和世代の間で流行っているカバンはもう1つ。
四角いフォルムに、北極キツネの丸いロゴワッペンー
スウェーデン発のアウトドアブランド『FJALLRAVEN』が47年前から販売する【カンケンリュック】です。

ちなみに「カンケン」とはスウェーデン語で「持ち運ぶ」という意味。
15年ほど前にも流行したカンケンリュックが、なぜ令和世代の間でブームに?

「いっぱい色があって選び放題。“めっちゃカラフル”でカワイイ」(高2女子)
「友達と“違う色でお揃い”にしたりするのが楽しい」(高2女子)
「色があんまり人と被らないので“自分を表せるカバン”みたいな」(高3女子)
人気のポイントは“豊富なカラーバリエーション”。番組が街やSNSで発見しただけでも30色以上ありました。

『SHIBUYA 109 lab. 』所長 長田麻衣さん:
「不特定多数の人と共感するよりも、自分たちのコミュニティの中で楽しめればいい。“コミュニティの中での自分の個性を大事にしている”のかなと」
<同じものを持ちたい>、でも<個性は出したい>
カンケンリュックは、そんな令和世代の価値観に合っているのだといいます。
「有線イヤホン」がファッション
さらに、『SHIBUYA109 lab. 』の「Z世代のトレンド予測2025」のファッション・コスメ部門でも選ばれたのが…【有線イヤホン】。

無線イヤホンが当たり前のこの時代になぜ、あえて“ケーブル付き”を…?
そして、<ファッション・コスメ部門>とは、どういうことなのでしょうか?

「充電し忘れもないし、“安い”」(大学3年女性)
「いちばん“音質がいい”」(大学2年女性)
「“無くしづらい”。落とさない」(大学2年女子)と、有線ならではのメリットや価格の安さに惹かれるという声。さらに…
「結んで“ファッションの一部”として首にかけて使ったりする人も多くて、私もよくやっている」(高3女子)
「首で巻いてます、ネックレス!」(20代女性)

令和世代は、有線イヤホンを“ファッションアイテム”としても使っているのです。
20代女性:
「平成感あっていい。もう“平成LOVE”なんで」
懐かしさが新しさへと変わる時代。次はどんなものがリバイバルするのでしょうか?
(THE TIME,2025年8月19日放送より)