令和世代の間で、「ワッペ」だけでなく様々な昔懐かしいバッグが人気となっています。さらには、「有線イヤホン」もファッションの一部に?

なぜ?「ナップザック」がブーム

令和世代が今どんなファッションに関心があるのか。渋谷の街をウォッチングしてみると多くの子の背中に、見覚えのあるカバンが…。

「ナップザック。もう相棒、一部です。安心感」(高3女子)
「友達がナップザック着けている人が多くて、オシャレだなと思って自分も」(大学2年男性)

巾着袋のように紐で口をしめ、その紐を両肩にかけて背負う【ナップザック】が、令和世代の間でブームに!

『スーパースポーツゼビオ 東京御茶ノ水本店』(千代田区)でも、スポーツブランドのロゴが入ったものなど約50種類を揃え、どれも1500~3000円とお手頃価格です。

スポーツナビゲーター・橋本 優さん:
「スポーツで使うというよりは“日常的に使う”という人が非常に増えている。大きい形なので非常に入るのと、今だと外にチャックが付いているものもあって使い勝手が良くなっている」

1990年代、体操服などを入れるサブバッグとして“小学生の必需品”だったナップザックが、なぜ今人気なのでしょうか?

「荷物を持っている感じがなくて、“とにかく楽”」(高3女子)
“安い”し汚れても“洗える”」(20代女性)
「Tシャツ一枚じゃ寂しいけど、肩にかけている紐で線が入る感じがメリハリついて“簡単におしゃれできる”」(20代女性)

軽くて安い、そして服に合わせやすいのが魅力のようで、中には“令和版”にアップデートしている学生も。

ナップザックの表面に、びっしりとイラストやアルファベット文字を自作ペイントしている高3女子は、「スクバだと高いけどナップザックだと全然安いから“デコ”に挑戦しやすい。これで勝負してる」

缶バッチなども付けるという高3女子は「名前大きく書いて、ハートとか自分の誕生日とかプロフィールみたいな感じで“デコる”