自民党は先ほどから総裁選挙管理委員会の初会合を開き、総裁選前倒しの是非などについて議論を本格化させました。

自民党 逢沢一郎 選挙管理委員長
「党の総裁選挙管理委員長として当然のことだが、公正公平を旨とし、職責を全うしてまいりたい」

初会合の冒頭、逢沢委員長は今月8日に開かれた両院議員総会で総裁選前倒しの是非などを選挙管理委員会で協議することになったと報告しました。

総裁選の前倒しは党所属の国会議員295人と都道府県連の代表47人の総数の過半数、172人以上の賛成があれば実施できますが、これまでその意思確認がおこなわれたことはないということです。

今後、選挙管理委員会ではどのように議員らに意思確認をおこなうかが大きな論点になるものとみられ、参院選敗北の総括を公表する日程も見据えながら、議論が本格化していく見通しです。