通学路や散歩コースとして市民に親しまれている青森県弘前市・弘前公園の「杉の大橋」が、15年ぶりに改修されるため、18日朝から通行止めとなりました。
18日朝、鮮やかな赤い欄干が目を惹く橋の上を自転車に乗った人やランニングをする人が次々と渡っていきます。
その後、午前9時過ぎ、市民から親しまれた「二の丸南側」と「三の丸」をつなぐ「杉の大橋」が通行止めとなりました。
地元の人は
「散歩コースで使ってます。残念ですね。観光客が周りを見ながら歩けるような橋になってくれたら」
地元の人は
「よく通ります。高校時代から、ずっと。いつも通ってました。通れなくなるのは、ちょっとさみしいですよね」
弘前市は「杉の大橋」を通行止めにし、老朽化した欄干や敷板などを新しい木材に替える改修工事を行います。
「杉の大橋」の改修は2010年以来、15年ぶりです。
弘前市 弘前城整備活用推進室 片山俊博さん
「ご不便をおかけするんですけれども、工事完成後は気持ちよく渡っていただけるよう、進めていくので、よろしくお願いいたします」
通行止めは2026年1月頃まで続く見通しです。
市は、植物園内に迂回路を設置し、工事が終わり次第「すぐに通行止めを解除したい」と話しています。