初共演 珠洲市の高校の吹奏楽部は部員5人
今月8日、Seeds+と初めて共演する珠洲市の飯田高校の吹奏楽部も本番に向けて練習をしていました。地震の前、約20人いた部員も今は1年生のみでたったの5人に。総勢30人の「Seeds+」を想定した5人での練習。

飯田高校 谷内口心春さん
「他の楽器がおらんかったりして、どこやってもなにやっとるかわからん。人数が少ないから」
飯田高校 山岸愛梨さん
「楽器の数も少ないし全体像がとらえにくいかなと思います」
飯田高校 森下結菜さん
「自分が全然出来てないなって思って、うれしいけど足引っ張りそうでちょっと不安です」
慣れない大人数での演奏。不安のなかで5人が信じるのは、「音楽の力」です。
飯田高校 赤坂希咲さん
「出来る限りの全力を尽くして観客のみなさんにもSeeds+のみなさんにも楽しんで頂けるような演奏をしたいなって思います」
飯田高校 山岸愛梨さん
「地震の傷を癒すための音楽・吹奏楽みたいな感じで遠い所の人とつながって演奏したり練習しあったりっていうのが貴重なこと。本番は成功させたいです」