中学校のスポーツの祭典、全国中学校体育大会が開幕し、九州各県を舞台に16競技で熱戦がスタートしました。大分県竹田市で行われる女子ソフトボールには大分市の明野中学校が県代表として初出場。部員わずか9人、控え選手ゼロという逆境の中で挑んだチームを取材しました。
全国から28チーム参加
18日から竹田市で始まった全国中学校ソフトボール大会。全国のブロック大会を勝ち抜いた27チームと開催地枠の1チームが出場しています。県代表は50年以上の歴史を持つ大分市の明野中学女子ソフトボール部です。10チームが出場した7月の県総体で5年連続の優勝を果たし、初めての全国大会出場を決めました。

(佐藤政之監督)「全国の大きな舞台の中でしかも大分県民の応援を受けながら出場できるということで非常にうれしい思いを感じました」
明野中学の部員はわずか9人。控え選手はいません。県大会では1人1人が自分の役割を果たし、勝利をつかみとりました。そのチームをまとめるのがキャプテンの児玉選手。3年間の集大成として大舞台での活躍を誓います。