大規模山林火災の被害を受けた岩手県大船渡市三陸町綾里地区で14日、綾里夏祭りが6年ぶりに復活し、会場は住民の笑顔であふれました。


6年ぶりに行われた綾里夏祭り。会場には子ども向けの縁日や屋台コーナーが設けられた他、地元の郷土芸能の演舞が復活した祭りを盛り上げました。


大正時代に始まった綾里夏祭りはコロナ禍で2020年以降は中止が続き、再開に向けた機運が高まる中で2025年2月に大規模山林火災が発生。実施が危ぶまれましたが、若者たちを中心とする実行委員会のメンバーたちの努力によって開催にこぎつけました。
盆踊りやフォークダンスに多くの住民が参加し、笑顔であふれました。
(住民)
「楽しいですー。良かったです。もう一回やってほしいです」

(別の住民)
「こういう時だからこそ一つに集まって、こういうお祭りをして気持ちを新たにして楽しんで、そしてまた元の生活に戻るということはすごくいいことだと思います」
(住民ら)
「いきますよ~。綾里最高~!」「最高ー!」

復活した夏祭りは地域に元気を広げました。














