クラゲだけじゃない!浅瀬に潜む危険な魚…

富山の海で気をつけるべき危険な生き物は他にも…。

魚津水族館 木村知晴さん
「こちらのエイは、アカエイといいます。体のお腹側の縁が黄色っぽくなっているのが特徴です」

顔のようにも見える、カワイイおなかが特徴的なアカエイ。見た目に反してしっぽには毒針があります。

魚津水族館 木村知晴さん
「しっぽの真ん中らへんの上側に枝分かれしているあれですね。特に大きなアカエイの毒針は非常に太くて危ないですので、万が一、刺されてしまったときには、救急車を呼んだほうがいいと思います」

砂浜や浅瀬に生息していて、海水浴場にも出没する可能性が非常に高く、注意が必要だということです。

魚津水族館 木村知晴さん
「アカエイは身の危険を感じたときに尻尾を振り回す習性がありますので、それが手とか足に当たったりすると、激痛が走ると思います。まずは手を出さないことが一番いいかなと思います。非常に浅いところ。海水浴場などにも出没する可能性は非常に高いお魚だと思います。海底でじっとしていることが多いお魚なので、間違ってしっぽなどを踏んでしまったりすると、毒針で刺されてしまう可能性があるので、地面にも目を向けていただく必要があるなかと思います」

小さな魚でも注意が必要です。
ハオコゼは成魚でも8センチほどしかありませんが、背ビレなどの刺には毒があります。

魚津水族館 木村知晴さん
ん「ハオコゼは海の浅いところで多く見られるお魚です。水深10センチから20センチぐらいめちゃくちゃ浅いところにいることもありますので、本当になんか一番身近な、危ないお魚と言えるんじゃないかなと思います。磯遊びや海水浴などでも非常に出会う確率が高いお魚と言えます」

岸近くの藻場や砂地など、いろいろな場所に生息していて、磯遊びや海水浴で出会う確率が非常に高い魚です。

魚津水族館 木村知晴さん
「泳ぎがあまり得意なお魚ではなくて、こんな感じで、ものにくっついていることが多いんですけど。おとなしいお魚なので。触らないようにそっと見守るのがいいと思います」

ほかにも大きな胸ビレが美しいミノカサゴや、周囲に合わせて体の色を変えるアイゴも。背ビレなどに毒を持ち、県内で遭遇する可能性がある危険な魚です。