海の上に浮かべた土俵の上で勝敗を決める「海上相撲大会」が、青森県中泊町で開かれました。珍しい取組が続出。会場を沸かせました。
海の上に浮かべた5m四方のステージを土俵に見立てた海上相撲大会。
毎年8月14日に行われる「なかどまりまつり」のメインイベントとして開かれています。
取り組みは、男女や年齢による制限はなく、3人1組となりトーナメント戦で優勝チームを決めます。
足元が不安定で滑りやすい海上相撲の勝敗を大きく左右するのは、相撲の技術ではなく、いかに「運」を持っているか。
投げを打ちあい自ら転倒するものや、土俵際で体を入れ替えて海へ転落する人もいて、珍しい取り組みの続出に会場は笑いに包まれました。
参加した人は(女性は)
「めっちゃ楽しかったです!横綱を狙っていましたがダメでした」
参加した人は(男性は)
「ぎりぎりでした。滑るのが難しい。力を入れないと転ばされるし、滑らないようにする」
港町・小泊でお盆恒例のイベントとなっている海上相撲大会。
帰省してきた家族連れの大きな楽しみとなっています。