“経口補水液” 普段から飲むのはNG?

山形キャスター:
経口補水液とはどういったものなのか。東京歯科大学の寺嶋毅教授によると「スポーツドリンクとは別物と考えてほしい」ということです。

経口補水液は「ハイポトニック飲料」に分類されます。浸透圧が低いため、より素早く体に吸収されることから、通常時の水分補給には向いてないそうです。

経口補水液を飲むべきタイミングは、大量の発汗後や嘔吐・下痢などで「脱水状態」になった時だということです。

飲むべきかどうかの目安については、経口補水液を飲んでみて「飲みやすい」と感じた場合は、そのまま飲んで大丈夫だそうです。

反対に「少ししょっぱい」「味が濃いな」と感じた場合は、体のミネラルが足りている状態のため、そのあたりを飲むかどうか判断するポイントにしてみては、ということでした。