新潟県上越市の企業が社員の健康づくりに取り組む『健康経営』の一環で、ある取り組みを導入しました。その取り組みとは…

クラフトジンで注目を集める上越市の健康食品メーカー『越後薬草』。
仕事を終えた社員が集まっています。何をしているのかというと、ストレッチです。

企業が社員の健康づくりに取り組む『健康経営』の一環で、毎週金曜日の午後6時からストレッチや筋トレを行っています。

この日はストレッチから始まり腹筋や腕立て伏せ、スクワットとハードなものまで行いました。

指導するのは上越市のパーソナルトレーニングジム「ReLIFE」です。

ReLIFE パーソナルトレーナー 滝田すみれさん
「どうしても反り腰の方が今の日常生活で多いので、お腹に意識がいくように腹筋の種目とか持ってきていて、その後に胸とか消費の大きいところ動かすことを意識しています」

越後薬草では週に1回1時間、希望者した社員で筋トレとヨガを交互に行っています。

立ち仕事やデスクワークが多かったことから、体を動かすきっかけになればと今年5月に導入しました。

ReLIFE 博田剛代表
「(越後薬草の)社長がジムに通っていて、うちの健康寿命を延ばしたいという理念と越後薬草の理念が一致する部分があったので、運動指導の話をいただいた」

健康食品を扱う会社として、まず社員がより健康になるようにと取り組みを始めたそうです。

越後薬草 経営企画部 佐藤利紀さん
「実際、参加することで健康にもなっていますし、社員同士のコミュニケーションも深まっているので、生産力の向上にも繋がっています」

実際に参加した社員は…

60代の社員
「膝とかが前に比べると楽になったり、出張で階段を上がったり下りたりしてもやっぱり違いますね。もう楽しみに金曜日の夜はこちらのレッスンを受けています」

30代の社員
「教えてくださる先生がいると、よりサボれずにやらなきゃいけないという気持ちになります」

越後薬草は、社員の健康向上によって生産力アップにつなげたいとしています。