「お盆飾り」「お墓参り」「迎え火・送り火」などお盆行事がありますが、ご先祖さまへの敬意は保ちつつ、お盆のカタチもライフスタイルに合ったものに変わりつつあります。

お盆が進化中! ギミックつきのこだわりキャンドルが人気

山形純菜キャスター:
お盆行事についてのアンケートでは「現代風の自由な形式にしたほうがよい」と答えた方が53.6%でした(「お仏壇のはせがわ」はせがわ会員4353人、7月実施)。

ライフスタイルも変わりつつある中、お盆のカタチも変わりつつあります。

まず「仏壇」は、コンパクトでモダンなものが増えているといいます。

お仏壇のはせがわの担当者によると、世の中が核家族化しており、マンションに住む方も多くなっているため「住環境の変化で仏壇もコンパクトなものを選ぶ方が多い」とのことでした。

たとえば、4万700円(※オンラインショップ限定)の仏壇は、高さ25センチ、幅33センチで非常にコンパクトです。置く場所も、そんなに迷わなくていいのではと思います。

また、現代仏壇 ギャラリーメモリアの担当者いわく「2割ほどの客が壁掛けタイプの仏壇を購入している」とのことでした。

壁掛けタイプの例としては75万9000円の仏壇があり、どこに何を飾るか自由に変えられるため、自分でアレンジできるようです。

一方、仏壇だけではなく、お供え物も変わっています。

一般的にはお菓子やフルーツをお供えすることが多いと思いますが、「好物キャンドル」(※825円~、お仏壇のはせがわ価格)というシリーズにはカレーライス、お寿司、お酒、かき氷、おむすびなどがあります。

出水麻衣キャスター:
本物みたいですね。

岸谷蘭丸さん:
実際に手に取ってかいでみると、メロンソーダのキャンドルはいい匂いがします。

山形キャスター:
かき氷のキャンドルもイチゴの香りがほんのり感じられました。

かなり細かいところにもこだわっており、たとえばお寿司のキャンドルは溶けていくと中にわさびが見え、おむすびのキャンドルは中に梅干しが入っています。このようなギミックもあり、徐々に人気になっているということです。

岸谷蘭丸さん:
火をつけるのがもったいないと思っていましたが、これなら火をつけたいですね。

山形キャスター:
キャンドルの開発者は「本当に故人が食べて飲んでくれるような感覚を味わってもらうために、リアルさにこだわりました」と話していました。