自民党県連はきのう(11日)、参議院議員選挙を総括する会議を開き、選挙戦の敗北を受け、体制を刷新するために新しい県連会長に鈴木憲和衆議院議員を推薦することを決めました。

先月の参議院議員選挙では、自民党公認の大内理加さんが、現職の芳賀道也さんにおよそ5万票の大差で敗れ、その責任を取り、自民党県連の遠藤利明会長と森谷仙一郎幹事長が、辞任することを決めています。

きのう非公開で行われた会議では、参院選で敗れた原因などが話し合われ、出席者からは、党の政策があいまいだったという声や、選挙期間中の大物政治家の投入について、疑問の声などもあがったということです。

そして、体制を立て直すため、次期県連会長に復興副大臣を務める鈴木憲和衆議院議員を推薦することが決まりました。

自民党県連 遠藤利明 会長「消費者にわかりやすい、消費者が納得できる、そういう部分が足りなかったのかなと今回きょうの総括の中でお話しがありました。そうしたことを若い鈴木くんに、そうした視点が近いわけですから、そうした感覚で県政を運営していただきたいと思っています」

推薦された鈴木憲和さんはきのう公務で欠席していたため、幹事長の後任は決まっておらず、新体制の発表は今後開かれる会議で決定するということです。