11日、俳優の有村架純さんが、福山雅治さんとともに映画『ブラック・ショーマン』の完成報告会に登場し、役作りでの裏話を明かしました。

イベントに登場した有村さんは‟昨年の秋口に撮影したけど、福山さんをはじめとするキャストスタッフが、穏やかで和やかで作品とは別に、優しい空気が流れていた現場だったように思います。ぜひ楽しみにしていただけたら”と、呼びかけました。

有村さんが今回演じるのは、父を殺されながらも叔父とともに、事件の謎ときに挑む女性。演じる上で、有村さんは‟父の存在が、自分の中で記憶として残るように、勝手ながら父親役の仲村トオルさんを待ち受け画面にさせていただいてた”と、驚きの告白。

仲村さんにも、待ち受けにすることを伝えたそうで、有村さんは‟携帯は毎日触るし、目に触れるところにトオルさんの顔があると、自然と父が刷り込まれていく感覚があって、撮影期間中は、トオルさんご本人の写真に助けられました。父とのシーンが多くなかったので、どうやって時間を紡ごうかなって思ったら、その方法が思いつきました”と明かしました。

本作は、累計発行部数 1 億冊を突破する東野圭吾さんによる小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」(光文社文庫刊)の映画化作品。卓越したマジック(+手癖の悪さ)とメンタリスト級の巧みな人間観察&誘導尋問を武器にする超一流マジシャンの神尾武史(福山雅治さん)が父を殺された姪・神尾真世(有村架純さん)とともに、大切な家族を殺された殺人事件の謎に挑む物語です。

【担当:芸能情報ステーション】