熊本県の北部、玉東町からお伝えします。

いまいる場所は特別警報が出ている玉名市の隣町です。ここから数百メートル先が玉名市なんですが、この国道208号が冠水しているため通行止めとなっています。7時間近くが経ちましたが、この辺り、随分、水はひいてきているんです。ただ、この先に冠水箇所が複数あることや、水没して動けなくなった車があることで、安全確認がとれ次第、解除になるということです。

この国道208号は広範囲にわたって冠水がみられ、ここに来るまでに10台近くの車が立往生しているのを確認できました。中にはパトカーが水没しているのも確認できました。

この辺りに目を向けてみますと、フェンスの位置まで草木がささっていますので、この高さまで水が押し寄せてきたというのがわかります。さらに奥のほうに目を向けますと、室外機が水の勢いで押し流されてしまっています。

また、避難所の玉東町役場には、およそ60人の住民が身を寄せているということで、車中泊する人の姿も多くみられました。

夜が明けて、これから被害の状況が少しずつわかってきそうです。