秋篠宮妃紀子さまと次女・佳子さまが広島県を訪問し、原爆を題材にしたミュージカルを鑑賞されました。

紀子さまと佳子さまは、きょう午後、広島市でハワイのミュージカルグループが演じる英語の劇「PEACE ON YOUR WINGS」を鑑賞されました。演目は「原爆の子の像」のモデルになった佐々木禎子さん(12歳で逝去)の生涯を描いたもので、おふたりは、およそ2時間、真剣な表情で鑑賞されていました。

終演後、おふたりは、通訳なしでキャストおよそ30人に英語で声をかけ、観劇の感想などを話されました。

おもに紀子さまが会話をリードしていて、被爆地・広島で上演されたことについて「意義深いことで大変感銘を受けました」と述べられたほか、話題は日本の暑さやキャストの訪日経験にもおよびました。

交流の最後には、おふたりはキャストと輪になって劇中のテーマ曲を口ずさまれるなど、なごやかな雰囲気で交流されました。

今回の広島訪問は、「私的旅行」に位置づけられるということで、おふたりは、あすまで広島県に滞在されます。