8月8日、自民党は特に重要な事項を決定することができる両院議員総会を開催しました。事実上の“リコール規定”とも呼ばれる党則について、総裁選の前倒しの是非を検討することが決まりました。
“石破おろし”「新たなステージ」へ
8月8日、両院議員総会を終え、自⺠党本部で取材に応じた議員たちからは...

渡海紀三朗 政治改革本部長
「明らかにステージが変わった」
今枝宗一郎 衆院議員
「ひと言でいって、新大陸が見えた」
今回の総会で、石破総理の進退をめぐる攻防が、“新たなステージ”に移ったという認識。
一方、当の本人は...

石破茂 総理大臣
「いま議論が進んでいる(参院選の)総括も、きちんと踏まえてやっていかねばならない。党則に則ってきちんと運営をするということに尽きる」
改めて、続投への意欲を示しています。この一週間も、党内で権力闘争が続くなか、国会では、8月4日、衆参両院で少数与党となった自⺠党に対し、野党からの揺さぶりが始まりました。
国⺠⺠主党からは進退をめぐって直球の質問が…

国民民主党 玉木雄一郎 代表
「そもそも総理いつまで続投するんですか」

石破茂 総理大臣
「日米合意は、私どもの政権においてずっとアメリカと交渉を続けてきたもの。国難という言い方をあえてするならば、その突破が1日も早くあるべくて努力していきたい」
国民民主党 玉木雄一郎 代表
「だいぶ⻑く(続投)されるなという印象」
ここでも継続の意思をアピールした石破総理。