農林水産物などを扱う地元企業の輸出をサポートするため、中国四国農政局と鳥取銀行が連携協定を結びました。

8日、鳥取銀行で開かれた締結式には、入江到頭取と中国四国農政局の郷達也局長が出席し、協定書に署名しました。

協定は、両者が協力し、中国四国地方の農林水産物や食品の輸出拡大に貢献するとしていて、企業に対し輸出に必要な情報や国の施策を知らせたり、商社などと連携し海外での需要を把握して、輸出拡大のマッチング支援を行ったりするということです。

鳥取銀行 入江到 頭取
「(地方は)東京、大阪の市場に出すのが精一杯で、なかなか海外にまで売っていけない。より地元の企業が成長して大きくなって、この地域が潤うという好循環になるような一歩に我々はしたいと思う」

両者は今後、輸出に関するセミナーや相談会を開催していきたいということです。