愛知県岡崎市で40年以上、飼育されてきたアジアゾウの「ふじ子」が7月に死にました。世代を超えて愛された「ふじ子」は多くの人たちの記憶と心に残り続けています。


岡崎市の東公園動物園設けられた大きな献花台。7月30日に死んだアジアゾウのふじ子を偲ぶために設置されました。
献花台を訪れた人は涙をこらえきれません。
(来園者)
「まだふじ子がいるんじゃないか、ウソじゃないかなと思って」
「いて当たり前の存在だったから、もう会えないって思うと悲しいというか」
ふじ子は1968年にスリランカで生まれ、43年前の1982年、広島県福山市の施設から岡崎市に贈られました。全国で唯一の「無料で会えるゾウ」ということもあり気軽に足を運べたことや、ベルトコンベアを使った餌やり体験で人気になり、親子2代、3代に渡って愛されてきました。

