4年前、福岡県田川市と大任町に情報公開請求をした内容が当時の総務大臣・武田良太氏の秘書に漏れた問題。

精神的苦痛を受けたとしてネットメディアの記者が、両自治体に慰謝料などを求めていましたが、7日、田川市と大任町が自治体側から情報が伝わった可能性が否定できないことを認め、和解が成立しました。

当時の総務大臣・武田良太氏の秘書から記者に電話

訴状などによりますと2021年6月、ネットメディア「ハンター」の記者が田川市と大任町に公共事業に関する文書などの情報公開を請求したところ、

その翌日に当時総務大臣を務めていた武田良太氏の秘書から、請求の取り下げを求める電話がかかってきました。

武田良太氏の秘書「うちの選挙区の大任町とかに情報開示請求してます? 田川(市)も大任(町)も大体もううちの応援をしていただいる関係もあるんで」
武田良太氏の秘書「それはビビリますよ。こんな情報開示請求きたら」
記者 Q 別に大臣が気にしているわけじゃないんでしょ?
武田良太氏の秘書「気にしていますよ」