青森ねぶた祭は、5日夜に各賞の審査が行われ、最高賞の「ねぶた大賞」に『青森菱友会』が選ばれました。また、制作した第7代ねぶた名人・竹浪比呂央さんは、史上最多となる10回目の最優秀制作者賞に輝きました。

青森ねぶた祭の運行団体「青森菱友会」は5日夜、ねぶた大賞の獲得で歓喜に包まれたました。

ねぶた大賞は、制作だけではなく、運行や囃子などを含めて総合的に評価され、菱友会は2年ぶりに輝きました。主役のねぶた「海王」は、青森開港400年の節目に、海の守護神ポセイドンを表現しています。

手がけた第7代ねぶた名人の竹浪比呂央さんは、最優秀制作者賞ができてから史上最多となる10回目の獲得となります。

10回目の最優秀制作者賞 竹浪比呂央さん
「単純明快。ガツンと迫力のある『これぞねぶた』を表現できた。最優秀制作者賞10回が目標だったので、2桁に乗せることができて、本当にうれしく思っています。まだまだ若い人には負けずに目指していきたい」

また、知事賞には、ヤマト運輸ねぶた実行委員会が選ばれたほか、市長賞にはJRねぶた実行プロジェクトが選ばれました。