がばい旋風超えの旋風を

もうひとつ、今年のチームには不思議な縁があります。2007年、「がばい旋風」と呼ばれ、夏の甲子園優勝を成し遂げた佐賀北。

実は、その年に生まれたのが、現在の3年生たちです。ということで、今年は何旋風を起こしたいか、3年生たちに聞いてみると…

秋好和哉選手
「自分が一番いいなと思ったのが、『だんじゃなか旋風』です」

古賀碧志選手
「『ぬっか旋風』で。暑いときに使うんですけど、「ぬっか~」って、もう熱い旋風を起こしたいので」

「段違い」を意味する佐賀の方言「だんじゃなか」。そして、暑いときに使う方言「ぬっか」。この2つの候補から宮崎主将に選んでもらいました。

宮崎淳多主将
「『だんじゃなか旋風』で!レベルの違いを全国に見せつけて、佐賀北らしい野球で泥臭く勝ち上がっていけるように、甲子園でも元気ハツラツ全力疾走でやっていきます」

「がばい旋風」から18年、公立の伝統校・佐賀北が甲子園で段違いの旋風「だんじゃなか旋風」を巻き起こします。