大雨と雷及び突風に関する東北地方気象情報 第7号
2025年08月06日05時14分 仙台管区気象台発表

東北日本海側では、7日未明から夜遅くにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、東北地方では、6日昼前から7日夜遅くにかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。

[気象概況]
 低気圧が朝鮮半島付近にあって、東へ進んでおり、前線が日本海を通って東北南部にのびています。低気圧は7日にかけて、日本海から北日本に進み、7日の午後は寒冷前線が東北地方を通過する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、上空の寒気や日中の気温上昇の影響も加わるため、東北地方では、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
 このため、東北日本海側では、7日は、雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。

[雨の予想]
6日に予想される1時間降水量は多い所で、
  東北日本海側 40ミリ
  東北太平洋側 40ミリ
7日に予想される1時間降水量は多い所で、
  東北日本海側 60ミリ
  東北太平洋側 40ミリ
6日6時から7日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  東北日本海側 150ミリ
  東北太平洋側 100ミリ
その後、7日6時から8日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  東北日本海側 120ミリ
  東北太平洋側  80ミリ

[防災事項]
 東北日本海側では、7日未明から7日夜遅くにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、東北地方では、6日昼前から7日夜遅くにかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。