熊本地震で被災した熊本城の「宇土櫓(うとやぐら)」の解体が完了しました。
「第三の天守」とも呼ばれる熊本城の宇土櫓は、熊本地震で全体にひずみが生じたため、いったん全て解体してから元の姿に戻します。
櫓は1年7か月かけて解体され、約100年ぶりに地下の石垣が見えるようになりました。

熊本城総合事務所 復旧整備課 上村祐一課長「宇土櫓がなくなったことは寂しい気持ちですが、これから復旧工事が大変な時期になってくるので職員一丸となって取り組みたい」
これから石垣や部材の年代の特定を進めて来年から設計に入り、2028年から5年かけて復旧工事が予定されています。
現在の様子は、8月10日に一般公開されます。
