日本の伝統文化”打ち水”も効果的

”よしず”や”すだれ”に加え、日本の伝統文化”打ち水”も効果的だということです。
室外機の周りに打ち水をすることで、周辺の温度が下がり、室外機が効率的に動くことが期待できるということです【画像④】。

【画像④】

(ダイキン工業 広報)
「室外機は、外気を取り込んで熱交換を行い、冷房時は屋外に熱を排出しています。室外機が吸い込む空気の温度が高いと、エアコンの運転効率は低下します」

「一方で、”室外機周辺への打ち水”によって、室外機が吸い込む空気の温度が下がれば、そのぶん、節電効果が期待できます」

ここで注意したいのが、室外機本体に水をかけることです。室外機に水をかけると室外機の温度が下がり、エアコンの効きがよくなるのでは?と思ってしまいますが…。

(ダイキン工業 広報)
「よく良かれと思って水をかける方もいらっしゃいますが、水を室外機にかけるのは故障の原因になりますのでお控えください」

「(室外機は)基本的には、雨があたったり水にぬれても問題がないように設計はされていますが、室外機の中めがけて高圧洗浄機などで水をかけると電子部品などの故障につながる可能性があります」