5日は群馬県伊勢崎市で41.8℃を観測し、国内の最高気温を更新するなど、経験したことのない暑さとなりました。夏の甲子園の開幕戦は、選手の負担を軽減するため史上初のナイター開催となりました。
観測史上もっとも暑い1日 「雨の方が滑らないかも」
報告
「群馬県伊勢崎市にあるオートレース場に来ています。現在の時刻は午後8時半、手元の温度計は34℃となっていて、夜になっても気温、そして会場の熱気は下がりそうにありません」

5日、気温が41.8℃となり、国内の最高気温を更新した群馬県伊勢崎市。日本で一番暑かった町で繰り広げられる熱いレースは夜になっても続いていますが…
男性
「昼間と大差ない。変わんない」
女の子
「(Q.きょうは暑かった?)暑い。(Q.今は?)暑い。あそこで涼んでいないと死んじゃう」
選手が走る路面をサーモカメラで見てみます。

報告
「路面の温度を見てみると45℃以上となっていて、真っ赤になっています」
直射日光を浴び続けた路面は夜になっても熱をもったまま。 オートレースでは50℃を超えた路面を「熱走路」と呼んでいて、高温でタイヤが摩耗して滑りやすくなるといいます。午後3時半ごろのレースでは表面温度が58℃に達するほどの暑さになっていました。
第3レース、路面の表面温度が「55℃」になる中、出場した藤本選手は…

藤本梨恵 選手
「きょうは経験したことのないような暑さで、タイヤも滑りが出て、レースが難しかった。これくらい暑いと雨の方が滑らないかもしれない。それくらい滑る。もうちょっと暑さが収まってくれればいいなと思う」