5日の朝早く、青森県黒石市の養鶏場から2km離れた場所でクマ1頭が捕獲されました。養鶏場では、ニワトリが襲われる被害が出ていますが、市は捕獲されたのはニワトリを襲ったクマと同じ個体とみています。

黒石市によりますと、5日午前7時ごろ、ニワトリが襲われる被害があった養鶏場から約2km離れた場所に設置した「わな」にクマ1頭がいるのが見つかりました。

この養鶏場では7月22日、ニワトリ45羽がクマに襲われたとみられる被害が発生し、3日後にはクマ一頭を捕獲しましたが黒石市は同一個体ではないとみていました。

ただ、今回、「わな」の中で捕獲されたオスのツキノワグマは、フンから羽のようなものが確認されたことから、黒石市はニワトリを襲ったクマと同じ個体と見ています。