東京都は脱炭素化の取り組みとして、先月から臨海副都心で、地域熱供給では全国で初めてとなる水素を活用した「水素混焼ボイラー」を稼働させています。
きょう、ボイラーがメディア向けに公開されました。
都が中心となり開発してきた臨海副都心では、地域をあげて脱炭素化の取り組みが進められています。
その一つとして、都は民間企業などと共同で、臨海副都心にあるオフィスや病院、ホテルなど48施設に対し、冷暖房や給湯用の熱を地域熱供給で提供しています。
さらに先月、地域熱供給としては全国で初めてとなる水素を活用した「水素混焼ボイラー」が稼働しました。
都によりますと、水素は燃焼しても二酸化炭素を排出しないことから、「水素混焼ボイラー」を使うことで二酸化炭素を最大2割程度、削減できるということです。
また、都などは、同じ臨海副都心で、きょうから次世代型ソーラーセルを用いた建材一体型となる太陽光発電の実験的な稼働を始めました。
都市部の環境を生かし、臨海副都心にあるテレコムセンタービルの内窓にソーラーセルを設置して、どれくらいの電気を生み出すか検証するということです。
都の担当者は「引き続き先駆的な取り組みを進め、ここで生まれた技術が東京全体、さらには全国に広がっていけばいい」としています。
注目の記事
「水着をずらして性器を...許せない」スイミングスクールで娘が盗撮被害 インストラクターの男は「バレるリスクも低く都合よかった」なぜ防げなかった? 「二度と被害者を出させない」両親はスクール側に"第三者による検証"求め民事調停を申し立て

物価高対策は実現する?「地方交付金」「年収の壁」「5年で100万円増」…自民党総裁選 5人の政策を比較【Nスタ解説】

「腹が立つ。行く気持ち失せた」"奪われた"万博チケット...誰かが不正ログイン→勝手に譲渡されていた!博覧会協会は『返金・再交付できない』警察への被害届は『受理されない』

服にくっついてイラッ「ひっつき虫」の世界 対処法は?実は“あの製品”開発のヒントにもなっていた

「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村

自民党・総裁選 カギ握る議員票は「3割」を小泉氏が固め優位な情勢 林・高市両氏が追う 次いで小林氏と茂木氏の展開に JNN調査

長女遺体を冷凍庫に遺棄 死因は「首絞められ窒息」か 母親(75)は「20年前 においが充満し冷凍庫に」 茨城・阿見町

【速報】札幌市内の公園で40代男性が親子のヒグマに襲われけが 札幌市内ではヒグマの目撃情報相次ぎ、ヒグマ注意報を発表したばかり

【中学生2人殺傷事件】殺害された中島咲彩さん(当時15)の父親「可愛い咲彩の輝かしい未来・人生を奪ったことは許しがたく耐えられません」「被告人には最も重い刑罰を希望したいと思います」 平原政徳被告(44)を殺人・殺人未遂などの罪で起訴
