食材の安全性などの審査を行う「ジャパン・フード・セレクション」で、山口県下松市のもやし製造メーカーがつくる「黒豆もやし」が「金賞」を受賞しました。



金賞を受賞したのは、もやしの栽培から製造、販売を手がける「あおき」の「黒豆もやし」です。

「ジャパン・フード・セレクション」は日本フードアナリスト協会が味や安全性など100以上の項目を評価し認定します。

5日、「あおき」の青木慎太郎社長が金賞を受賞したことを国井益雄市長に報告しました。

1953年に創業した「あおき」の主力商品になっている黒豆もやしは、歯ごたえと口当たりがよく高い安全水準でつくられていると評価されました。

「もやし」が金賞を受賞するのは全国で初めてのことになります。



あおき 青木慎太郎 社長
「黒豆もやしの魅力を伝えるのはまだ弱いところがありますので、そういった魅力を伝える情報発信に力をいれていきたいなと思います」



市は地元食材を使った料理を紹介する活動を進めていて「梅じょうゆだれ」がかけられた「ぶた肉のもやしロール」の試食会もありました。

市では新たな名物としてPRしたいとしています。