デジタル化の推進に向けて、全国知事会でとりまとめた人材の育成・確保に向けた提言を山口県の村岡知事が5日、国に伝えました。

SNSの偽情報などへの対策も求めました。



全国知事会でデジタル社会推進本部長を務める村岡知事が、先月、取りまとめた提言について古川総務大臣政務官に伝えました。

提言には、デジタル人材が都市圏に集中していることから、全国各地で人材の育成・確保を進めることなどが盛り込まれています。

古川総務大臣政務官からは「さらに力を入れて取り組んでいく」と回答があったということです。

また、SNSなどで偽の情報や誤った情報が発信されることにより、選挙や災害などで影響が生じているとして、対策も求めました。

村岡嗣政 知事
「大規模なプラットフォーム事業者に対して、国は適切に対応を求めるようなことも進めていますが、より包括的にしかも早急に取り組みを国として行う必要があると思っています」

4日は、平デジタル大臣に対しても要請しました。