自民党の旧安倍派に所属していた国会議員らがきょう集まり、派閥で管理していたお金を全額、党本部に寄付したことなどが報告されました。

自民党の旧安倍派=「清和政策研究会」は、政治団体の解散届を総務大臣宛に提出し、今年6月25日付で解散しました。

派閥の解散を受け、きょう午後、幹部だった▼世耕弘成元参議院幹事長や、▼萩生田光一元政調会長、そして、▼西村康稔元経済産業大臣らおよそ20人の議員らが国会内で集まり、報告会がおこなわれました。

出席した西村明宏前衆院議員によりますと、派閥で管理していたお金およそ2億3000万円を全額、党に寄付したことなどが報告されたということです。

また、西村氏は「派閥としての行動はなくなるけど、長年の友情は大事にしたい」などと話したことを明かしました。