福岡市が2学期からアレルギーがある児童らに給食費相当額の支給を決めたことについて高島市長は「皆さんの助けにしてほしい」と述べました。

福岡市は、2学期から食物アレルギーで弁当を持参している児童・生徒について給食費相当額を支給します。

具体的には、1食あたり小学校でおよそ243円、中学校ではおよそ289円で、これに弁当を持参した日数をかけた金額を保護者の口座に振り込みます。

福岡市 高島宗一郎 市長
「少しでも実費の負担を解消。皆さんにとって助けになれば」


福岡市は、8月27日から始まる2学期から小・中学校の学校給食を無償にすることを発表していましたがアレルギーなどの事情で給食を食べられず弁当を持参する家庭への負担が課題でした。

一方、不登校の児童・生徒については、「全国的な基準を待ちたい」とコメントしています。