受け継がれる伝統「ねぶた音頭」を踊ってみる

齋藤アナが、流し踊りを体験

ねぶた祭りから流し踊りが姿を消した今も、『のぎわ龍紅会』のような団体が、その伝統を守り続けています。
山形県出身の齋藤帆野花アナウンサーが、流し踊りを体験してみます。

「ラッセラー ラッセラー ラセラセラセラ」と掛け声をかけながら、リズムに合わせて踊りの指導が行われます。

齋藤帆野花アナ
「左右が分からなくなってしまうのと跳ねる時のリズムが難しいです」

苦戦しながらも、楽しそうに練習に取り組む齋藤アナ

『のぎわ龍紅会』講師 玖美龍 大友久美子さん
「100人いたら100人一緒に揃えること、同じポーズで綺麗に踊るということがポイントだと思います」

流し踊りの美しさは、大勢の踊り手が息を合わせて同じ動きをすることにあるようです。練習を始めて約20分、いよいよ本番さながらの踊りを披露します。

夏祭りが安全無事に行われますようにとの願いを込めて

失われた文化への思い

「みんなで一緒に踊って観光客が喜んでくれるのがすごく嬉しい」と会員の一人は語ります。

『のぎわ龍紅会』講師 玖美龍 大友久美子さん
「流し踊りがあることを知らない人も多いでしょうけれど、流し踊りがないと、非常に寂しいと言っている人もいます」

かつて、青森ねぶた祭で踊られていた「ねぶた音頭」。祭りの現場で見ることはできなくなりましたが、『のぎわ龍紅会』のような団体の活動によって、その技術と精神は次世代へと確実に受け継がれています。

そして「ねぶた音頭」の曲は、これからも青森の夏の風物詩として受け継がれていくことでしょう。

青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分から
「#わっちタグ」2025年7月31日(木)放送回より

※掲載しているのは放送当時の情報ですので、変更となっている場合があります。