5日の宮城県は、猛烈な暑さと激しい雷雨という2つのポイントに注意が必要です。県内に熱中症警戒アラートが発表され、仙台東部では最高気温36度の猛暑日が予想されています。

4日より大幅に気温上昇、熱帯夜も続く

5日は、気温がまず高くなります。猛烈な暑さになりそうです。仙台東部の予想最高気温は36度で、30度を下回った昨日に比べると大幅な上昇となります。その他の地域も35度前後まで上がる見込みです。

気温の上昇ペースも急激で、仙台ではお昼頃に最高気温36℃を観測する予想です。これは4日に比べて8℃も高い数値となります。さらに夜になっても気温はあまり下がらず、6日の朝の最低気温は27℃と熱帯夜が続く見通しです。

午後は雲が増え激しい雷雨のおそれ

午後は大気の状態が非常に不安定になり、雲が増えて昼過ぎから夕方にかけて雨が降る予想です。局地的に激しい雷雨となる可能性があります。

気象庁は大雨警報を発表する可能性が中程度あるとして、雷を伴い多いところでは1時間40mmの激しい雨が降るおそれがあると注意を呼びかけています。急な強い雨や落雷、突風、ひょうにも注意が必要です。

仙台七夕まつりの天気は?

今夜開催される仙台七夕花火祭は、雨が降る可能性は低いものの、気温が午後6時を過ぎても30℃と高い状態が続く見込みです。観覧中も熱中症対策が必要です。

また、6日から始まる仙台七夕まつりの期間中の天気については不安定な見通しです。6日と7日は傘の出番がありそうで、特に7日(木)は寒冷前線の通過により午前中に大雨となる可能性があります。ただし、午後には天気が回復する見込みです。

前線が抜けた後の木曜日は猛暑日に迫るような暑さとなりそうです。雨が止んだ後は暑さ対策を万全にしてください。金曜から日曜は曇り時々晴れで比較的天気は安定しますが、来週月曜日は再び雨の降る可能性があります。