鳥取県のまとめによりますと11月6日に解禁されたズワイガニ漁1週間の水揚げ量は昨シーズン並みだったものの、水揚げ金額は10パーセントほど減少したことが、分かりました。
漁解禁からの1週間で水揚げ量は前年並みの約そ148.6トンでしたが、水揚げ金額は約6億4,700万円と前年の89パーセントに減少しました。
このうちオスのズワイガニ、松葉がにの水揚げは63トン余りと前年並みでしたが、単価は1キロ当たり、6,033円と前年より15パーセント下がりました。
メスのズワイガニ、親がにも水揚げ量は85トン余りと前年並みでしたが、単価は1キロ当たり3,109円と、前年より10パーセント下がりました。単価が下がった理由について県は資源の回復傾向が見られる北陸地方向けの陸送需要が減少したことなどが要因とみています。